トラックを売るなら一括査定がおすすめ

トラックの買取は比較しないと損である。1社だけの見積もりより、複数社に相見積もりをして、その中から一番高く買い取ってもらえる買取業者に売るのが賢い方法だ。

だが、自分で複数社に見積もり依頼をするとなると、いろいろ面倒なことが多い。

~買取業者を探して、電話やメールで査定依頼をし、トラックの査定をしてもらって、見積もりをもらう。~

この一連の作業を複数回行わなければならない。仮に相見積もりまで終わったとしても、今度は、選んだ1社以外の、残りの買取業者に自分で断りを入れなければいけない。

これが意外と心理的に負担が大きいと感じる方もいるだろう。中にはしつこく営業の電話をしてくる買取業者もないとは限らない。また、運よくトラックを売ることが出来たとしても、断った業者から、後々までしつこい電話に悩まされるかも知れない。

そんな時に便利なのが一括査定サイトである。

トラックの一括査定って実際どうなの?

トラックの一括査定サイトは、相見積もりを代行してくれるサイトだ。一括査定サイトは全国に存在する沢山の買取業者と業務提携をしており、その中から一番高く買い取ってくれそうな業者を何社か選んで見積もり依頼をしてくれる。

トラックを売りたい人は、一括査定サイトのホームページに簡単なトラックの情報を入力すればいいだけなので簡単だ。

中古トラックの買取は、車体の状態や年式、走行距離、人気の車種かどうかなどによって買取額は変わってくるが、それでも一括査定サイトを利用すると、他社より数万円~数十万円も高く売ることが出来るらしい。

トラック一括査定はどこがいいの?

この『売るトラくん』というホームページには、安心して利用できる一括査定サイトを紹介しているのでぜひ、参考にしてほしい。

https://www.uru-truck.net/

トラック一括査定の流れ

トラック一括査定サイトに必要なトラック情報を入力すると、一括査定サイトは、そのトラック情報を元に、買取業者を数社ピックアップして相見積もりを依頼する。

一括査定サイトから依頼を受けた数社の買取業者は、トラックの持ち主に電話かメールでトラックの情報をいくつか質問した後、見積もりの金額を提示する。

そこで一番高く買い取ってくれそうな買取業者を1社に決めたら、残りの業者には一括査定サイトから断りの電話を無料で代行してくれるところもある。

その後は、決定した買取業者と出張査定の日程の打ち合わせをし、現地まで買取業者が出向いてくれることがほとんどだ。その場合の出張費や、トラックの引き上げの際の運送費などは買取業者が負担することが多い。

トラック一括査定のトラブル

トラック一括査定サイトの利用者でトラブルに遭った人はいるのだろうか?

ネットで『一括査定』と検索すると『しつこい』とか『電話がうざい』とかが定番のように出てくる。

それだけ買取業者からの勧誘に困っている人が多いのだろう。そんなときも、業者への断りを代行してくれる一括査定サイトを選べば安心だ。

その他、買取業者とのトラブルで注意したいのは、『査定後の事故』や『虚偽の申告』である。この事を契約書に記している業者もあるのでくれぐれも注意したい。

『査定後の事故』とは、トラックを買取業者が引き取る前に売主が事故を起こしてしまった場合のことだ。この場合は同然ながら査定の取り消しや、再査定、査定額の減額は免れないだろう。

『虚偽の申告』については法律に違反する行為なのでしないように注意したい。例えば、エンジンが故障しているのにそれを偽って故障の申告をせず、売却した場合などのことだ。

売却という行為には、トラックを買い取ってくれる人に対して、商品として品質の責任を問われる。こういったトラブルを防ぐには、きちんと契約書を交わす業者を選んで、契約内容をしっかり目を通すことが大切だ。

トラック買取業者の中には外国人がオーナーのところもあるが、外国人は日本人とは違うマナーや価値観を持つ人が多いので、トラブルに繋がりやすく、取引は止めたほうがいいだろう。

大手のトラック買取業者なら、前もっていろいろ説明をしてくれるはずなので、契約を交わす前に疑問に思うことなどは全部聞いて解決しておきたいものだ。

信頼できるトラック一括査定サイトは、悪質な業者とは提携しないので、まずは信頼できる一括査定サイトを選びたい。

一括査定サイトが信頼できるサイトかどうかは、ホームページに運営者情報や連絡先がきちんと書かれているかどうかも確認したい。

トラックを高く売るには

中古トラックを高く売るには、ちょっとしたコツがある。今回は中古トラックを高く売るコツについてお話しようと思う。

下取りよりも買取が◎

トラックを売る場合、ディーラーの下取りか、あるいは業者に買い取ってもらうかを検討すると思うが、高く売りたいならここは断然買取業者を選ぶべきだ。

ディーラーの下取りとは、新車を購入する時に、中古トラックを売って新車の購入資金の足しにすることをいう。いっぽう買取とはトラック買取専門業者に中古トラックを売って現金に換えることをいう。

ディーラーの下取りは、中古車市場の需要とは関係なく、下取りの価格表をもとに買取価格が決められることが多い。また新車を購入することが前提となっているため、新車の販売価格との兼ね合いによって、下取り価格が決まる。そのため高く売りたい場合は、ディーラー下取りは選ばないほうが無難だ。

トラックの洗車や掃除をする

誰でも今すぐできる査定アップ術が、トラックの洗車や車内の掃除だ。中古トラックの価格は市場の需要にも左右されるため、汚い車よりは綺麗な車の方が当然需要が大きい。そのため、洗車をして綺麗にしておくに越したことはない。運転席だけではなく、荷台やシャシー、アタッチメントなどの装備品もきれいにしておこう。

車の内外装が綺麗であると、そのトラックがこれまで大切に丁寧に使われていたという判断のひとつにもなる。買取業者は車内の内装(ハンドルやシートのヘタリ具合など)を購入の際にチェックしていると以前も書いたのだが、それは、乱雑に扱われていなかったかどうかを見ているからだ。

軽トラックの中古車市場・買取事情について

車の清掃の際には、運転席の匂いにも気を付けたい。タバコやペットの匂いなどは、タバコやペットが嫌いな人もいるため、残っていて匂いがとれない場合、査定に若干響くかも知れない。喚起をしたり、消臭剤などを使ってなるべく匂いを緩和するようにしたい。

売りたいならなるべく早く売る

中古トラックも普通自動車と同様、新しい車であればあるほど価値が高い傾向がある。年を越すごとに、ひとつ年式が古くなるのだから、トラックを高く売りたいのなら、売りたいと思ったタイミングで、なるべく早く売ってしまった方が良い。

トラック買取業者では、中古トラックの価格を全国のオークション相場や、市場の需要、買取の対象となるトラックの状態など様々な要因をふまえた査定を行っている。中古トラックの価格は日々変動していて、売るタイミングによっては数十万円の差が生まれる可能性があることは否定できないが、素人がそれを的確に判断するのは難しい。

付属品はきちんと保管する

トラックを購入したときについていた付属品や純正部品などは失くさないようにきちんと保管しておこう。メーカーの保証書や、メンテナンス記録簿、特定自主検査記録表などの年次点検の記録は、あれば査定に有利だ。先にも書いたが、日頃からトラックを大切に使っていたかどうかの証明にもなるこれらの書類はきちんと保管しておくべきだ。

年式の古い車や過走行のトラック

先ほど、新しい車の方が高く売れる傾向にあると書いたが、年式の古いトラックや過走行のトラックでも需要がないわけではない。日本では人気のないこれらのトラックも、海外では別である。

海外では、10~20年以上前の日本の中古トラックが、現役で活躍している地域がある。その為中古トラック買取業者でも、輸出業務を行っている会社なら、高く買い取ってくれる可能性がある。

その場合でも、なるべく車体の内外を綺麗に保つことや、エンジンなどのコンディションを良好に保つことが高査定につながることは言うまでもない。

良いところをアピールしよう

中古トラックを売却する際に、査定士にトラックの良いところをアピールしよう。純正カーナビ、オーディオがついているとか、定期的にメンテナンスを行っていた(メンテナンス記録簿がある)とか、メッキパーツなど、こだわりの部分などはどんな些細なことでもアピールすることで高査定につながることがある。

複数の買取業者に見積もりをとる

買取業者にとって、安く買い取って高く売りたいのが本音だ。こちらが何も知らない素人で、1社のみの見積もりだと分かれば、安く買い取られてしまう可能性もゼロではない。そのため、複数の買取業者に見積もりをとることがおすすめだ。

キャンターとキャンターガッツの違い

キャンターとキャンターガッツはともに三菱ふそうが販売している小型トラックだが、違いが分かりにくいと感じる方もいるだろう。今日は、キャンターとキャンターガッツの違いについて、簡単に説明したいと思う。

キャンターとキャンターガッツの主な違い

キャンターとキャンターガッツの主な違いは、積載量である。1.75トン以下がキャンターガッツ、2トン以上がキャンターだ。

燃料はキャンターもキャンターガッツもほとんどがディーゼル車である。ガソリン車はキャンターガッツだけで、キャンターにはない。LPG車はほとんど市場に出回っていない。ちなみに、高く買取ってもらえるのはディーゼル車である。

キャンターガッツ キャンター
発売開始 1980年~ 1963年~
新車価格 310.9~332.4万円
(2013年時。消費税5%税込)
323.5~415.3万円
(1999年時。税抜、車体価格)
最大積載量 1.25~1.75t
(1.75tはガソリン車)
2~4.8t
排気量 1,997~2,977cc 2,977~5,249cc
燃料 ディーゼル、ガソリン、LPG ディーゼル、LPG
定員 3~6名 3~7名

三菱ふそうについて

三菱ふそうは、バスやトラックといった商業用自動車やエンジンを製造している会社で、ダイムラークライスラーの連結子会社である。

キャンターは、1963年に三菱日本重工業が販売開始した。その後1970年に三菱自動車工業として会社が独立し、2代目~7代目までを製造。2003年に分社化して現在の三菱ふそうトラック・バスとなり、現在の8代目キャンターを製造販売している。

キャンターについて

キャンターは1963年に初代モデルが発売、現在までに8回のモデルチェンジをしている。50年以上も売れ続けている人気のトラックだ。平ボディ、ダンプ、冷蔵冷凍車、アルミバン、キャリアカーなどバリエーションも豊富にある。

キャンターは、UDトラックスの「カゼット」として、2014年9月にUDトラックスへOEM供給されている。

キャンターガッツについて

キャンターガッツは1980年に「キャンター15」という製品名で発売され、1987年に現在の「キャンターガッツ」という名称に変更された。

現在のキャンターガッツは、2013年1月にOEMによって生まれたトラックだ。OEM(original equipment manufacturer)とは、他社ブランドの製品を製造することを意味する。例えば、今のキャンターガッツは、日産自動車の「アトラスF24」をベースにして生産されている。

三菱ふそうと日産自動車の間は、相互OEMが締結されている。ちなみに日産自動車の「NT450アトラス」は、三菱ふそうのキャンターをベースにして生産されている。

 

トラックの種類

街で見かけるトラックには沢山の種類があるが、トラックの車体は、運転席、シャシー、荷台の3つで構成されているのが基本だ。

運転席はキャビンとも呼ばれる。シャシーとは、トラックの骨組みの部分を指す。荷台とは、トラックの運転席の後ろにある箱型の部分などを指す。大まかに言ってトラックの種類は、トラックの荷台部分の違いによるものが多い。

トラックの種類

代表的なトラックの種類を簡単にご紹介する。

平ボディ

平ボディとは、荷台の部分の屋根がない形(軽トラみたいな形)のトラック。シャシーに荷台が載せられただけのトラックだ。大きさは積み荷の量によって小型トラック・中型トラック・大型トラックに分けられる。中型の平ボディの場合、積載量は概ね4トン以上、大型の平ボディの場合、11~15トンの最大積載量が見込める。

平ボディの荷台を囲った枠の部分は、「あおり」と呼ばれ、フラットに開くことが出来る。開き方によって分類され、「三方開」や「五方開」などがある。平ボディは、あおりの高さが40センチほどしかないため、大きな荷物を積むときには、荷崩れや落下防止の為、ロープやシートを使って固定する必要がある。

平ボディの車体の高さは、高床、低床、超低床などがある。(メーカーによって名称は異なるかも知れない)荷台の素材は、鉄、アルミ、木などいろんな材質がある。荷下ろしの方法は、人力やフォークリフトによって行う。荷台にクレーンがついているものや、パワーゲートが装備されているものもある。

アルミウィング

アルミウィングとは、トラックの荷台部分の、箱の材質がアルミで出来ており、側面が鳥の翼のように上に開く形のトラックを指す。荷物が積みやすく、効率的に荷物を積むことが出来る。荷箱で荷物を覆うので、雨や埃、直射日光、落下などから荷物を守り、安全に運ぶことが出来る。

アルミウィングは積み荷によって、小型トラック、中型トラック、大型トラック、増トン車と呼ばれるものまで種類が沢山ある。運送業、宅配業、引っ越し業者など様々な分野で活躍している。車体がアルミで出来ているので軽量の為、沢山の荷物を積むことが出来る。

アルミウィングのウィングの開き方には、フレキシブルオープンタイプ、ターンオーバータイプ、上昇開閉タイプがある。ウィングの開閉には電動モーター又は油圧式となっている。アルミウィングの仲間に、「冷蔵・冷凍ウイング」がある。

クレーン付きトラック

クレーン付きトラックは、トラックの荷台にクレーンが装備(荷台内架装型(簡易クレーン))されている、又は運転席と荷台の間にクレーンが装備(キャブバック型)されている車である。重い荷物を吊り上げて積み下ろしをする。吊り上げ可能重量は、クレーン検査の不要な3トン未満のものが主流だ。最近のものはラジコン(無線)でクレーン操作できるものが主流となっている。

クレーン付きトラックは、クレーンの分類では、移動式クレーンのトラッククレーンに分類される。車の運転席(キャビン)とクレーンの操縦席が別に分かれているものをトラッククレーンと呼ぶ。クレーン付きトラックは、ユニック車とも呼ばれるが、それは「古河ユニック」という建設機械メーカーが生産するクレーン付きトラックの名称が、ユニッククレーンだったためだ。

車体の大きさは、小型トラック、中型トラック、大型トラック、増トン車と呼ばれるものまで種類が沢山ある。クレーンの竿の部分はブームと呼び、長さは3~7段である。

高所作業車

高所作業車は、高い場所で人が作業を行えるように、人を乗せる箱(作業床)が昇降する機能がついた車だ。高所作業車とは、以下の条件を満たす特殊車両である。リフト車とも呼ばれる。高所作業車は、レンタル会社が提供していることが多い。

  • 2m以上の高さに上昇できる作業床(作業員が作業時に乗る場所)を持ち、昇降装置、走行装置等により構成される。
  • 作業床の上昇、下降などに人力以外の動力を使用する。
  • 不特定の場所に自走できる。

街中でよく見かけるのは、クレーン付きトラックのブームの先端に、人が乗って作業する作業床がついている高所作業車だ。用途としては、電力や電話会社の電気配線などの整備・保守、信号機や街灯などの保守、高層ビルのガラス清掃、道路の標識の設置、監視カメラや防犯カメラの設置やドラマや映画の撮影など多岐にわたる。

高所作業車には、自走式(一般道の走行は不可)、トラック式(トラッククレーンのこと)、クローラー式(タイヤ部分がクローラーになっているもの)、タイヤ式のものがある。作業床の昇降部分の形式は、シザース式、垂直マスト式、直進ブーム式、屈折ブーム式などがある。

冷蔵冷凍車

冷蔵冷凍車の荷台の外側はアルミやFRPパネルで出来ており、太陽光による庫内の温度上昇を防ぐため、太陽光を反射する白い塗装がされていることが多い。庫内の内側には、ポリウレタンなどの断熱材を使っていることが多い。断熱材の厚みによっては庫内をマイナス25度くらいまで冷却することが可能だ。

冷蔵冷凍車の主な冷却方式は、機械冷凍式といって、家庭のエアコンのような仕組みになっている。具体的にはエンジンから直接コンプレッサーを稼働させて冷却する。エンジンの稼働方法は2つあり、ひとつはエンジン直結式と、もうひとつはサブエンジン式だ。

エンジン直結式は、車を動かすエンジンを庫内を冷やす冷却にも使う。エンジン直結式の場合、信号などで車のエンジンが止まると冷蔵冷凍庫の冷却も停止してしまうというデメリットがあるが、最近はスタンバイ機能といって、リチウムイオンバッテリーを搭載し、車が停止しても冷却機能は維持できる車もある。

サブエンジン式とは、冷蔵冷凍車を冷やす専用のエンジンが車のエンジンとは別に装備されている車のこと。サブエンジン式の場合、エンジンが2つあるので燃費が悪くなることと、車の重量が重くなるため、積載量が少なくなるというデメリットがある。

パッカー車

パッカー車とは、ごみ収集車のことを指す。塵芥車、清掃車、集塵車とも呼ばれる。パッカー車の容量は2トン前後のものが多く、1回に収集できるごみの量は1~1.5トンと言われている。最近のパッカー車は収集したごみの重量を計測できるようになっている。パッカー車のごみの回収方式には3つあり、プレス式、回転板式、荷箱回転式である。

プレス式とは、車のタンク部分の底と前壁の2段階でごみを圧縮する方式で、非常に強力な為、家具などの粗大ごみでも粉砕して収集することができる。ごみの排出方法は、内側にある排出板で押し出す方式だ。

回転板式は、2枚のプレートで、「反転、かき込み、押し込み」を行う。圧縮力は弱めなので、家庭ごみや剪定ごみなどに向いている。回転板式のパッカー車はほとんどがダンプカーのように荷台を上げてごみを排出する方式だ。

荷箱回転式は、円形のドラムが回転しながらごみを収集する。汚水が飛び散らないなどのメリットがある。ごみを排出するときは荷台を傾け、ドラムを逆回転させて排出する。

穴堀建柱車

穴堀建柱車とは、トラックの荷台にクレーンが装備されている車の中でも、クレーンのブームの先端に掘削スクリューがついているタイプの車だ。スクリューで地面に穴を掘り、クレーンで電柱を吊り上げ、地面に建てるための作業車だ。スクリュー部分のことをオーガといい、沢山の種類のアタッチメントがある。

穴堀建柱車の中にはバイブレーター機能を持つものもあり、オーガについた土を振るい落とすこともできる。穴堀建柱車のサイズは小型トラック、中型トラック、増トン車などがあるが、大型トラックはない。穴堀建柱車は、レンタル会社が提供していることが多い。

ミキサー車

ミキサーはコンクリートミキサー車、生コン車、アジテータトラック、レディミクスト車など様々な呼び名がある。荷台部分に円筒状のミキシング・ドラムを装備した車で、ドラム内に生のコンクリートを収納し、生コンが固まらないように撹拌しながら輸送することができる。ミキシングドラムの内部には、ミキシングフレーム(ブレード)と呼ばれる渦巻き状の撹拌装置がある。

ミキサー車は、隊列を組んで移動することが多いので、無線機を備えている車が多い。大きさは、2トン車~10トン車まである。生コンは工場で練り混ぜてから到着現場まで90分以内に荷下ろしが出来ないといけないので、工事現場までの道のりや、必要な生コンの量によって車のサイズを使い分ける。とりわけ10トン車の人気が高い。

ミキサー車の構造は、ホッパ(生コンの投入口)、ドラム、ステップ(ホッパへのはしご)、シュート(排出の際につかう滑り台のようなもの)、水タンク(荷下ろし後にタンク内を洗浄する水を貯めておく)、操作レバーとなっている。現場で生コンを荷下ろしするときは、ドラムを逆回転させて排出する。

ダンプカー

ダンプカー、ダンプトラックは、主に砂利や土砂を運搬する用途の車である。トラックの荷台が荷下ろしの際に傾斜するようになっていて、大量の土砂を一気に積み下ろすことが可能だ。積載量11トンまでのダンプはダンプトラックと言い、公道を走ることが出来る。それ以上の大きなダンプは、重ダンプトラック又はオフロードダンプ、マンモスダンプと呼ばれる。

荷台の傾け方によって名称が変わる。リアダンプ(荷台を後方に傾ける)、サイドダンプ(荷台を左右の側面に傾ける)、三転ダンプ(荷台を後方又は左右の側面に傾ける)、リフトダンプ(高いところに積み荷を降ろす)。

ローダダンプ(荷台の床が後方にスライドする)、ダンプトレーラー(荷台を牽引するタイプの車両)、ダンプクレーン(荷台にクレーンが装備されている)、Lゲートダンプ(荷台がフラットになるタイプの車両)など、ダンプカーには他にも沢山の種類がある。

アームロール車

アームロール車は、トラックのシャシー部分に油圧式のアームが備え付けてあり、荷台のコンテナ等を自力で脱着できる。フックロール、マルチリフト、ロールリフト、脱着装置付きコンテナ専用車、脱着ボディーシステム車など様々な呼称がある。

この車はメーカーの商品名が通称になったものが多く、アームロールは新明和工業、フックロールは極東開発工業、マルチリフトはカーゴテック、ロールリフトはイワフジ工業である。

アームロール車の脱着の仕方は、アームの先端に装着されているフックを、コンテナについているフックに引っ掛けて引き上げて荷台に載せ、ロックしてコンテナを荷台に固定する。降ろすときは、アームを伸ばして車体後方にコンテナを降ろすか、コンテナを傾けてダンプのようにコンテナ内の内容物を排出する。

コンテナの脱着はリモコンで操作する。ワイヤレスリモコンのものも出回っている。大きさは軽トラックからフルトレーラーまで様々なサイズのものがある。

トレーラーセット

トレーラーセットとは、トラクターとトレーラーのセットのことを指す。車の後方の荷物を積む部分のことをトレーラー(被けん引車)と呼び、それ単体では自走することが出来ない。トレーラーを引っ張る車の部分はトラクター(けん引車)と呼ぶ。トレーラーセットにはセミトレーラー方式とフルトレーラー方式がある。

国内で最も使用されているのはセミトレーラー方式だ。セミトレーラーは、トラクターの後ろのカプラという装置にトレーラーのキングピンという装置をつなげて連結する。セミトレーラー方式のトラクターには荷台がなく、トレーラーに荷物を積んでけん引することで輸送する。セミトレーラーの全体の長さはおよそ16.5m以下だ。

一方フルトレーラー方式は、トラクターに荷台があり、その荷台にトレーラーを積み、さらに後方にトレーラーをけん引して輸送する。トラクター部分は普通の貨物自動車と同じ構造をしており、トラクター単体でも荷物を輸送することが出来る。フルトレーラーの全体の長さはおよそ18m以下だ。

セルフローダー

セルフローダーとは、油圧ショベルやブルドーザーなどの公道を走れない重機等を運ぶ車だ。その他にも、新車や故障した自家用車の輸送にも使用される。セルフローダーはトラックメーカーのタダノの商品名だ。セルフローダーは運転席の後ろの下の部分に車の荷台を持ち上げるジャッキ(アウトリガー)があり、荷台の運転席側を上に持ち上げ、荷台の後ろを下げて傾けて重機などを積載し易くなっている。

荷台後方と地面との間の隙間をつなぐ板をアユミ板といい、自動式と手動式のものがある。重機などを積載しやすいように、ウィンチや簡易クレーンなどを装備しているセルフローダーもある。

セルフローダーに似ている車種にセーフティーローダーやダンプローダーなどがある。セーフティーローダーは荷台がスライドするようになっており、ダンプローダーは、荷台を持ち上げるダンプアップ機能と荷台をスライドさせる機能を併せ持つ。スライドダンプとも呼ばれる。

タンク車

タンク車は、タンクローリーとも呼ばれる。ローリーとはイギリス英語でトラックという意味だ。タンク車は主に石油や液化天然ガス(LNG)などの液体を運ぶ。

タンク車は、運搬する貨物によって3つに分類される。

種 類 分  類
危険物ローリー 消防法で定められている危険物(石油、劇薬など)を運搬する
粉粒体運搬車ローリー 小麦粉、グラニュー糖、畜産業で使用する飼料、セメントや化学薬品など、非危険物の運搬をする
高圧ガスローリー 高圧ガスを運搬する

圧力がかかった高圧ガスローリーは、強度が求められるので真円形の形をしている。一方の危険物ローリーや粉粒体運搬車ローリーは楕円形であることが多い。これは液体を積むと重心が不安定になるので、重心を低くするために、楕円形になっている。

タンク車には、燃料タンク車、消防ポンプ車、給水タンク車など種類が沢山ある。保冷・保温機能や、冷却・加熱装置がついたタンクもある。タンクの素材は、鋼、アルミニウム、ステンレス、チタンなどがある。

バンボディ

バンボディとは、荷台が箱型になっているトラックだ。パネル車、箱車とも呼ばれる。箱の材質は、アルミニウム、鋼などがあり、軽くてさびにくいアルミでできたアルミバンが最も多く生産されている。箱の板部分は、素材板のみの場合はドライバン、断熱材を挟んだものは保冷バンと呼ばれる。大きさは軽トラックから大型トラック、増トン車まで沢山のサイズがある。

後ろの開閉扉は、観音開き、シャッター式などがあり、側面にドアがあるタイプのバンもある。パワーゲートが装備されている車もある。アルミバンの箱の内側は、主にベニヤ板で作られていることが多い。アルミバンの庫内は、荷物を積むだけでは輸送中に動いてしまい、荷崩れの危険性が考えられる。それを防ぐにはラッシングレールを取り付け、ラッシングベルトで荷物を固定する。

バンボディのトラックは、荷箱で荷物を覆うので、雨や埃、直射日光、落下などから荷物を守り、安全に運ぶことが出来る。

積載車

積載車とは、自動車や重機などを運ぶ車のことを指す。キャリアカー、車両運搬車、車載専用車、ローダー、トランポなどとも呼ばれる。積載車は、公道を走らせたくない新車・中古車などの、ディーラー間での輸送や、オークション会場への輸送などの場で活躍している。積載車の全長は19mかつ、車の積載台数は6台までと道路法で定められている。但し、岩手県・宮城県・静岡県・愛知県・福岡県の5県は特別申請が認められており、8台まで積載可能となっている。

積載車の荷台には荷台を操作するウィンチが装備されていて、荷台やウィンチは油圧で動く仕組みとなっている。積載車は大きく分けて一台積み型と複数台積み型とに分類される。

種 類 分  類
ローダー 1台の車を積載して輸送する。トランポとも呼ぶ。
単車 2~5台の車を積載して輸送する。
トレーラータイプ 最大6台まで積載可能。セミトレーラーとフルトレーラーがある。

レッカー車

レッカー車は、駐車違反や事故車、タイヤのパンクなど、そのままでは自走させることが出来ない車を、他の車の交通の妨げにならないように、他の場所に移動するための車である。

国土交通省よるとレッカー車とは以下のとおりである。

  • 自動車の車輪を吊り上げるための装置及び吊り上げた車輪をその状態に保持して固定し、移動させることができる設備を有すること
  • 物品積載設備を有していないこと

レッカー車は、主にアンダーリフト&レッカーブーム、アンダーリフト&クレーン、ブーム・アンダーリフト一体型の3つに分類される。アンダーリフトとブームが一体型のものをインテグレート、独立したものをインデペンデントと呼ぶ。

レッカー車の使い方としては、アンダーリフトで、車(被けん引車)の前輪を持ち上げ固定、後輪をドーリー(滑車)に載せて固定して運ぶ。車が側溝などに落ち込み、そのままではレッカー移動できない場合、クレーンで持ち上げ、車を一度道路に戻してからけん引作業を行う。

バルク車

バルク車とは、石灰やペレット(プラスチックの原料)、小麦粉や肥料などの粉粒状の原料を運ぶ車である。ホッパー車、エア車、バルクローリー、粉粒体運搬車などとも呼ばれる。積み荷はタンクの上のマンホールと呼ばれる蓋を開けて入れ、荷下ろしは、圧縮した空気をタンク内に送り、粉粒体が空気と混ざり、ホースを通って排出される。

バルク車は、排出方法などによりいくつかの種類がある。

種 類 分  類
エアレーションブロー式 荷下ろしの時は、エアコンプレッサーやブロワーなどから圧縮空気を送り粉粒体を流動化させ、排出バルブを開けて圧力された空気とともに排出させる。
エアスライド式 タンクの底にあるエアスライドキャンバスの布目から吹き出すエアにより、粉粒体を流動させ、タンクの排出口に集める。セメントなどの流動性のよい原料を運ぶ。
セミトレーラ トレーラーセットの項目を参照。
ダンプ併用式 主に小麦粉や砂糖など食品原料を運ぶときに使用する。ダンプ機構でタンクを傾斜させ、積荷を後方へ排出する。排出バルブは一個。
飼料運搬車 養鶏、養豚などの家畜飼料を専門に運ぶ。積み下ろしは、飼料サイロ上部の投入口に、スクリューコンベアで運び上げて行う。

車のサイズは、中型トラック(4t)から大型トラック(10t)までいくつかの種類がある。タンクの内部は1つの部屋のものや、複数の部屋に分かれているものがある。複数の部屋状になっているタンクは複数の原料を一度に運ぶことができる。

軽トラックの中古車市場・買取事情について

軽トラックというと、農業の車、荷物を運ぶ車という印象が強いが、最近はおしゃれなデザインやカラーの製品も増え、カスタムして楽しむ人も増えてきた。さらには軽トラキャンパーというアウトドアで軽トラックを使用することも人気がある。

軽トラックとは

排気量 660cc以下
サイズ 全長3.4メートル以下/全幅1.48メートル以下/全高2.0メートル以下

積載重量 350キログラム以下
乗車定員 2名

構造
運転席後方に荷台がある小型トラック。2WDの軽トラックはほとんどがFR(後輪駆動)で4WDよりは価格が安く、燃費が良い傾向にある。4WDは、FRと4WDが必要に応じて切り替わる「パートタイム4WD」という駆動方式になる。

軽トラックのメリット

1.荷台が使える

2.車体が小さく小回りが利く

3.車両価格が安い

4.モデルチェンジの周期が長い

5.自分流にカスタマイズできる

6.オフロードでも走れる

軽トラックのメリットは、何と言っても車体が小さい割に荷台の積載量が大きいこと。4WDの軽トラックはどんな道でもガンガン走れる。シンプルな構造の軽トラックはカスタマイズの自由度も高い。

軽トラックは他の自動車と比べ、フルモデルチェンジの周期が10数年と非常に長い。デザインもあまり大きくは変わらないため、長く乗り続けることが可能だ。

軽トラックの市場

国内で軽トラックを自社製造している会社は、ダイハツ、スズキ、ホンダの3社だけで、残りの会社は、この3社からのOEM(受託製造)により、自社ブランドの軽トラックを販売している。

国内で販売されている軽トラックは、日本の道路運送車両法で定められている軽トラック車体サイズの最大規格(全長3.4メートル/全幅1.48メートル/全高2.0メートル)で作られているので、今までどこの会社の軽トラックのスペックにおいて、ほとんど差がみられない傾向にあった。

2014年、ダイハツがカラーバリエーションの豊かなハイゼット トラックにフルモデルチェンジしたのを皮切りに、各社が、ボディカラーや、パワステ、パワーウィンドウなどの装備に力を入れるようになった。

従来の軽トラックは、3速ATが採用されていることが多かったが、最近はミッションにも4速ATが搭載されたり、オートマ限定免許でも乗れる5AGSの軽トラックが販売されている。

2018年には、シートがリクライニングする軽トラックも登場した。

軽トラックの中古市場・買取事情

そもそも中古の軽トラックは市場に出回る数がとても少ない。その理由として、「あると便利だから使用頻度は高くなくてもとりあえず持っておく」という考えの所有者が多いことと、モデルチェンジの周期が10数年と長いので、買い替えを考える人が圧倒的に少ないためだ。

さらには、軽トラックの所有者は、「いったん軽トラックを手に入れたら乗りつぶすまで使う」という考えの人が多いため、一般的に状態の良い中古の軽トラックの数は少ない。市場に出回っている軽トラックは、走行距離が10万キロ以上というのもざらにある。

そのため、個人がネットオークションなどで安いからと、車体を実際に自分の目で確認せずに購入して、状態が劣悪な軽トラックをつかまされてしまうというトラブルが多い。このような劣悪コンディションの軽トラックは、仮に修理するとしても板金代や整備費用が高くついてしまう。

このようなトラブルを防止するためには、実際に自分の目で実物を確かめて購入することが大切だ。

業者から中古の軽トラックを購入する場合、車両価格を安く設定して、諸費用で上乗せして高く請求する業者も中にはいるので注意したい。車両価格だけで判断せず、総価格で他社と比較検討するのが基本だ。諸費用の内訳は内容をきちんと確認したほうがよいだろう。

さらには、購入後の保証内容も確認しよう。信頼できる業者かどうかを見極めるポイントとして、納車前にどこまで整備をしてくれるのか、購入後どこまで保証してくれるのかはっきり提示してくれる業者を選びたい。

意外なルートとしては、新古車として売りに出される軽トラックだ。自動車の販売店が、店舗の販売成績をあげるために、新車の軽トラックを多数登録し、後日格安で販売することがある。ただし、このような新古車が店頭に並ぶことはあまりないので、欲しい場合は、地道に地元の販売店などに問い合わせをするしか方法がない。

軽トラックを高く売りたい人は

(買取業者はここをチェックしている)

  • 走行距離だけでは判断できない
  • ハンドルやシートのヘタリ具合
  • 融雪剤によるボディ底面のさび具合
  • オイル関連の状態

仮に走行距離が短くても、年式が古い軽トラックの場合、長い間使われていなかったなどの理由から、燃料タンクなどがさびていたりという可能性もある。

ハンドルやシートのヘタリ具合で、軽トラックを乱雑に扱っていたかどうかをみられている。装備品を雑に扱うということは、日ごろのメンテナンスも雑に行っているだろうと容易に想像できる。

ボディの底面のさびや、オイル関連、例えばエンジンオイルに粘性の高い汚れなどがたまっていないかどうかなども当然だがチェックされる。

寒冷地で使用されていた軽トラックは、凍結防止剤などを使用することから、買取業者側では、一般的にコンディションが良くないという認識がある為、高く売りたい場合には不利になる傾向にある。

軽トラックを高く売りたい場合は、日ごろのメンテナンスをしっかりと行い、保管場所にも気を配り、たとえ短い距離でも定期的に運転走行をして、普段から雑に扱わないようにする必要がある。